　エコタウン事業は、地域の産業蓄積などを生かし、環境産業の振興を通じた地域振興を図りつつ、地域の独自性を踏まえた廃棄物の発生抑制・リサイクルの推進を通じた資源循環型経済社会を構築することを目的として、平成9年度に創設された制度です。また、既存の枠にとらわれない先進的な環境調和型まちづくりを実現するために、地方公共団体が主体となり、地域住民、地域産業と連携して取り組むものであり、これまでに全国で26地域が承認されています。福岡県では、北九州市と大牟田市が国のエコタウンの承認を受けており、それぞれの地域の持つポテンシャルを生かしながら、環境・リサイクル産業の集積促進が図られています。

エコタウン

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　福岡県では、平成13年6月に福岡県リサイクル総合事業化研究センター^＊を設立し、産・学・官・民の協力により、リサイクル技術や分別収集等の社会システムの開発を行っています。廃棄物課でも県の試験研究機関の一員として参画し、研究会や共同研究プロジェクトに携わっており、主に環境安全性に関する検討を行っています。
　＊平成25年4月1日に公益財団法人へ移行し、福岡県リサイクル総合研究事業化センターに名称を変更しました。

福岡県リサイクル総合研究事業化センター

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　福岡県では、平成17年12月に、資源の循環利用及び廃棄物減量の促進を図り、循環型社会の形成に資することを目的として、品質、安全性等について一定の基準を満たすリサイクル製品の認定を県が行い、その利用促進を図る「福岡県リサイクル製品認定制度」を創設しました。これまでに25回の認定を行い、「福岡県認定リサイクル製品」として422製品を認定しています。認定リサイクル製品は、県が発注する公共工事において、優先利用するほか、認定リサイクル製品の情報を県のホームページに掲載するなど事業者や県民等への積極的な広報を行い、利用促進を図っています。

福岡県リサイクル制度認定制度